花祭のCM作りました

もう2月も中旬にさしかかろうとしています。
間もなく、今シーズン最後の花祭、布川の花祭です。

正直、祭を楽しめない方には来て欲しくないのですが
私も昨年は撮影に夢中でしたので(但し、後ろから撮影していましたよ)
余りそんなことも言えません。
取り敢えず、地元の方が盛り上がれるようにしたいのと
もっと花祭を知ってもらいたいので宣伝してしまいます。

このCMの中には、布川地区、中在家地区、小林地区、河内地区の花祭が映っています。
そのトップと最後を飾っているのが、今回紹介する布川の花祭です。

実はこの花祭、国の重要無形民俗文化財になっていますが
ルーツやここの舞の意味が、今ひとつはっきりしない
ちょっとミステリアスなお祭りなのです。

ただ、少し他の祭と違うのは、鬼が正義の味方なのです。
カメライダー響鬼みたいなものですね。
現在の花祭では、2番目に登場する榊鬼が主役とされていますが
本来は最初に登場する山見鬼が主役とのこと。
山見鬼は、白山(冥途)に落ちた神の子らを助ける鬼で
その下見をする姿を舞で表現しているのだと、花松のシンポジウムで聞きました。
つまり、山を見る(下見する)鬼から山見鬼とついたのだそうです。

こんな不思議な祭も
今シーズンは、布川の花祭で終了です。
興味があるかた、一緒に「テーホヘテホヘ」と騒げる方
3月の第1土曜日、日曜日に愛知県東栄町の布川地区へ行きませんか?