花祭の魅力

Kochimika2010-11-09

東栄フェスティバルに来ていた人から、「ともさん、花祭の何が楽しいの?」と言われました。確かに花祭は、行う方も見る方も、大変なお祭です。「眠い、寒い、辛い」、まさに三重苦の中で行われる祭りなのですから。

でも、行きたくなるのです。それは何故なのか?

この祭の次第には、山間部の人々の心ををつなぎ、部落を形成する為に何百年もかけて考えだされた、多くの知恵が詰まっています。それ故、近所付き合いが少なくなった私達は、この祭に、無くしてしまったものを求めるのかもしれません。

本来一般人が舞うことはなかった神楽において、江戸時代から舞庭、せいと(観客席)が一緒になって舞った花祭には、他にも魅力がいっぱいです。

皆さんも是非、奥三河の花祭にいらして下さい。