花祭りシンポジウム

花祭シンポジウムの1日目が終わりました。

先生方の話を総合すると、花祭とは、複数の起源を持ち、それらが組み合わさり、さらには時世を反映してできた新しい祭のようです。

まだ発表されていない新しい情報もあるようですが、σ(^^)的にはこう理解しました。

花祭は、起源こそ、御神楽であり、修験道であるものの、山間の厳しい地で生きていく為、近隣の結び付きを強めようと、難しい神事部分を省略しつつ猿能楽部分(舞)を強調し、神も人も皆で楽しむ祭になってきたのだと。
だから、次第の詳細や今の形になった意味が解明できないのではないでしょうか?ただ、一年に一回、花祭で一体になろう、出て行った人も、新たに加わった人も、花祭を通じて一つになろう、そんな思いがあったように思えて仕方がありません。

もしかしたら、花祭りは、今の私たちに、一番必要な祭なのかもしれません。